タダラフィルとは?薬剤別の効果や服用方法について

タダラフィルとは

タダラフィル

タダラフィルは、ED(勃起不全)と肺動脈性肺高血圧症の治療薬、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬に含まれる有効成分です。
同一成分の薬剤ですが、効果・効能が異なります。

薬剤
成分/量
効果・効能


【薬剤別】作用と効果

薬剤別に作用と効果を説明します。

シアリス錠の効果
アドシルカ錠の効果
ザルティア錠の効果


シアリス錠

ED治療薬として使われている「シアリス錠」。
陰茎の海綿体平滑筋の緊張を緩め、血流が良くなることで勃起しやすくなります。

性的興奮や刺激があることで効果が現れるため、シアリスを服用しただけでは、勝手に勃起することはありません。

効果の持続時間は、成分量により異なります。

成分量 持続時間
タダラフィル5mg 10~14時間程度
タダラフィル10mg 20~24時間程度
タダラフィル20mg 30~36時間程度

※参考:シアリス添付文書


アドシルカ錠

肺動脈性肺高血圧症治療薬として使われている「アドシルカ錠」。

肺動脈性肺高血圧症は、心臓から肺に血液を送る肺動脈が狭く硬くなるため、血流が悪くなります。
タダラフィルは血管平滑筋の収縮を緩めるサイクリックGMPという物質を増加させて、肺の血管を拡げて血流を改善し、肺動脈圧と肺血管抵抗を低下させます。


※参考:くすりのしおり


ザルティア錠

前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬として使われている「ザルティア錠」。

前立腺が肥大すると前立腺肥大症という病気になり、頻尿や残尿感などの排尿障害が起こります。

タダラフィルは、血管や尿道、前立腺の平滑筋細胞に分布するPDE5(ホスホジエステラーゼ5)を阻害し、局所のcGMP(サイクリックGMP)の分解を防ぎます。
サイクリックGMP濃度が上昇し、血管平滑筋を弛緩することで、下部尿路組織における血流や酸素供給量が増加します。
その結果、下部尿路症状が改善されます。


※参考:ザルティア錠添付文書
※参考:前立腺肥大症│いまもと泌尿器科クリニック


【薬剤別】服用方法

タダラフィルは、用途によって服用方法が異なります。

目的 薬剤 詳細
ED治療 シアリス錠 服用方法はこちら
肺動脈性肺高血圧症 アドシルカ錠 服用方法はこちら
前立腺肥大症に伴う排尿障害 ザルティア錠 服用方法はこちら

シアリス錠

コップ一杯程度の水、またはぬるま湯で服用してください。

服用タイミング 性行為の1時間前
1回の量 1錠(タダラフィル10~20mg)
1日の服用回数 1回まで
※連日服用する場合は、必ず24時間あけてください

タダラフィルは食事の影響を受けないため、食前や食後でも服用できます。

シアリスをはじめて服用する方は、10mgを服用してください。
10mgでは副作用もなく効果を実感できなかった場合は、次回服用する際に20mgに増量できます。

軽度または中等度の肝障害のある方は10mgを服用し、この量を超えて服用しないでください。

中等度の腎障害がある方は5mgから服用し、最大10mgまで増量できます。
重度の腎障害のある方は、5mgまでの服用が可能です。


※参考:くすりのしおり


アドシルカ錠

コップ一杯程度の水、またはぬるま湯で服用してください。

1回の量 2錠(タダラフィル40mg)
1日の服用回数 1回

飲み忘れた場合、気がついた時にできるだけ早く服用してください。
次に服用する時間が近い場合は服用せず、次の時間に1回分のみを服用してください。
※一度に2回分を飲んではいけません。

また医師の指示なしに、自己判断で使用を中止しないでください。


※参考:くすりのしおり


ザルティア錠

コップ一杯程度の水、またはぬるま湯で服用してください。

1回の量 1錠(タダラフィル5mg)
1日の服用回数 1回

飲み忘れた場合、気がついた時にできるだけ早く服用してください。
次に服用する時間が近い場合は服用せず、次の時間に1回分のみを服用してください。
※一度に2回分を飲んではいけません。

また医師の指示なしに、自己判断で使用を中止しないでください。


※参考:くすりのしおり


服用してはいけない人

下記に該当する方は、タダラフィルを服用することはできません。

・タダラフィルに過敏症がある方
・心血管系障害があり、性行為が不適当と考えられる方
・重度の肝機能障害がある方
・低血圧の方
・治療を行っていない高血圧の方
・脳梗塞、脳出血、心筋梗塞の既往歴が6ヶ月以内にある方
・網膜色素変性症がある方

上記以外に、併用禁忌薬・併用注意薬もあるので、下記リンクよりご確認ください。

>>併用禁忌薬について
>>併用注意薬について


副作用

タダラフィルの主な副作用として、下記の症状が報告されています。

・頭痛
・ほてり
・消化不良
・筋肉痛
・鼻づまり
・めまい
・眠気 など

ごく稀に発疹、蕁麻疹、顔面浮腫、剥脱性皮膚炎、Stevens-Johnson症候群などの過敏症が報告されています。
このような症状が現れた場合は、タダラフィルの服用を中止し、医療機関を受診してください。


>>シアリスの副作用の詳細はこちら


併用禁忌薬

下記に該当する薬剤を使用している方は、タダラフィルを服用することはできません。

・硝酸剤および一酸化窒素供与剤
 ニトログリセリン
 亜硝酸アミル
 硝酸イソソルビド
 ニコランジル など

・sGC刺激剤
 リオシグアト(アデムパス)

併用注意薬

下記薬剤を使用している方は、タダラフィルを使用する前に必ず医師にご相談ください。

・CYP3A4阻害剤
 ケトコナゾール
 イトラコナゾール
 クラリスロマイシン
 テラプレビル
 グレープフルーツジュースなど

・HIVプロテアーゼ阻害剤
 リトナビル
 インジナビル
 サキナビル
 ダルナビルなど

・CYP3A4誘導剤
 リファンピシン
 フェニトイン
 フェノバルビタールなど

・α遮断剤
 ドキサゾシン
 テラゾシンなど

・降圧剤
 アムロジピン
 メトプロロール
 エナラプリル
 カンデサルタンなど

・カルペリチド

・ベルイシグアト

タダラフィルを含む薬一覧

■ED治療薬

薬品名
成分量
特徴
最安値

>>シアリスジェネリックの詳細はこちら


■肺動脈性肺高血圧症治療薬

薬品名
薬価/1錠
メーカー

※参考:おくすり110番


■前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬

薬品名
薬価/1錠
メーカー

※参考:おくすり110番


購入方法

タダラフィルは、Amazonや楽天、ドラッグストアでは購入できません。
病院・クリニックで処方してもらうか、医薬品を取り扱っている個人輸入代行サイトで購入できます。

肺動脈性肺高血圧症の治療、前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善薬として使いたい場合は、必ず医師の指示に従って服用する必要があるため、医療機関を受診して処方してもらってください。

ED治療薬として使う場合、初めて使う方や現在使用中の薬剤がある方などは医師にご相談のうえ、病院で処方してもらうと安心です。


まとめ

  • タダラフィルはED治療薬「シアリス」、肺動脈性肺高血圧症「アドシルカ錠」、前立腺肥大に伴う排尿障害改善薬「ザルティア錠」の有効成分
  • ED治療薬として使う場合は、1日1回(10mg~20mg)を性行為の1時間前に服用
  • 肺動脈性肺高血圧症の治療薬として使う場合は、1日1回(40mg)を服用
  • 前立腺肥大症に伴う排尿障害の改善薬として使う場合は、1日1回(5mg)を服用
  • 食事の影響を受けないため、食前や食後でも服用できる
秋山洋一
執筆者
秋山 洋一
SSGマーケティング事業部に所属して4年目。
入社前から個人輸入代行サイトの利用経験あり。
男性のお悩み解消に役立つ記事を執筆しています。

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